ウォーターデザイン社は、ウルトラファインバブル(UFB)発生ノズルを製造販売する会社です。
その技術は、ノズル型UFBの特許に裏付けられた差別化技術に特化した存在を指向しています。
現在UFBの製造に各社技術を競っていますが、数値の根拠表示に透明性・統一感はないというのが現状です。
例えば、バッチで製造するタイプでは外気を入れてマイクロバブルを作り、
その水を高速で攪拌・せん断することにより、UFBを作り出しますが、
そこにはどのくらいの容量のUFB水をどのくらいの時間で製造できるかについて、内容説明が無いことがほとんどです。
また、連続で製造するノズル型UFBの場合もワンパスなのか、何回か循環して作るのか?
などの説明もなく、ノズルに供給するための水圧や水量の説明がなかったり、
外気を入れないタイプの中でも、その時使用した水の酸素溶存率・水温等についての表示もないといった状況であるのが実態です。
ウォーターデザイン社では、UFB試験時のデータを全て明記し、
最低・最悪の条件下の中で出された数値を、カタログで表記しています。
最悪の条件下で出したデータであることから、通常使用時は水圧などの環境が変化するためこの数値を超える結果が得られることが多いはずです。(最悪の条件下を明示することで、通常使用の結果を想定できる)
これまで多くの研究者がその解明に取り組んできましたが、それでも未だにUFB水の物性どころか、UFBの数やサイズによる成果の違い等もわからないことが多いというのが実態です。
UFBの数やサイズもごく最近の検査技術の進展により、ようやく分かってきたものです。
しかしながら、UFBは弊社実績のように、徐々にその持つ役割が解明されてくる時期に来ています。
この技術を現場で使用して頂き、その技術成果をもとに皆さまの新技術・新製品への研究スピードが上がることを念じてやみません。